コカコーラ・ホームサイズの思い出

小学生のころ(1960年あたりのことだ)、コカコーラのレギュラーサイズ(190ml)をひとりで1本を飲むなんてぜいたくは、許されなかった。ぜったいに。
中学生になったころだったと思うけど(1960年代半ば)、ホームサイズという500mlなる瓶が発売された。

ビールやお酒以外では、大きなサイズの瓶の飲料なんてなかった時代、「3ばい飲んでも、まだあまる」(だったかな)というテレビコマーシャルは、斬新だったのだ。
150mlぐらいのコップ3つにホームサイズのコーラをついで、瓶にはまだ少し残っているという映像だった(もちろん、モノクロの)。
3人兄弟だったぼくは、「これだ!」と叫んで、お袋にねだったものだった。

いつだったか、南アルプスのふもとの早川町(日本で最も人口が少ない「町」)を訪れたとき、ここへ引っ越してきたばかりだという美人の彩ちゃんが住む古い家の物置に、コカコーラ・ホームサイズの木箱を見つけた。
すかさず、「これ、ちょうだい!」と、持って帰ってきたのだった。

が、中の仕切り板が腐っていたり、折れていたりで、「どうしようか?」といろいろ思惑。。
あげく、仕切り板をはずし、底に板を入れ、全体を補強し。
さらには、革と流木で、わが道具箱としてよみがえらせたのだ。
(写真のように、整然と道具が入っているわけでない。いまでは、いろんな道具がおしくらまんじゅう状態である)